こんにちは、ホーチミン現地生活情報局のぼくです。
今回は、2020年3月時点で一番勢いのある、いわゆるライジングスターの歌手について紹介していきます。
2020年版 いま一番勢いのある V-POP (ベトナムのポップス)歌手はこの人!
そもそもベトナムってオリジナル音楽あるの?
ベトナムの音楽って聞いたらあの伝統的なチンチロチンみたいなの想像するんだけど、そんな感じ?


そういうのもあるし、そう言うのをモダンに改良した音楽も実は結構あるんだよ。
じゃあ、今から教えてくれるやつもそんな感じなん?それだったら、私は忙しいから今から松屋に牛丼食べにいく


違うよ!ベトナムのポップスの曲だよ!正直ベトナムのポップスは日本みたいに凝りすぎてなくてすごい良いよ!MVもすごい良いんだ!頼む!松屋いくのはちょっと待って・・・
3月のライジングスターの歌手って?

実は今すごいバズっている勢いのある歌手がいるんです。
その名も、JACK。
もともと、カントリーチックな曲調で若者から人気が高まってきていた歌手ですが、今年3月に公開された新曲は、クールで寂しげな感じでありながらも、親みのある曲になっています。
曲調がかなり印象に残りやすいので、ベトナム語上級者ではない私でもなぜかメロディを口ずさんでしまう曲になっています。
JACK - La 1 Thang Con Trai
現時点ですでに6千万回再生されています。
ベトナムの人口が約1億人いるので、人口の半分以上がみていることになりますね。ライジングスターの再生数にしては恐ろしいバズり方をしています。平均年齢が30代前半のこのベトナムではYOUTUBEでバズることの価値は非常にたかいと言えます。
タイトルは、『La 1 Thang Con Trai』となっており、日本語にすると『オトコになれ(男見せろよ)』っと言う感じでしょうか。
MVのストーリーとしては、ある女性に恋をしている自動車の修理工の男性が、お金持ちの男性に負けずその女性を勝ち取ろうとするストーリーです。ピザ(The Pizza Company)を食べたりエナジードリンク(Compact)を飲んだりして切り替えて元気出して頑張りますが、その女性はお金持ちのお金パワーに惹かれ付き合ってしまう、という曲です。最終的に、JACKはまた違う女性に恋する場面でストーリーは終わります。
そう、世の中金ですよ!って暗示したい曲なのか・・・?
ベトナムの曲は儚い恋系の歌が多いのは何故なんでしょう。。。
ベトナム人女性はなんかFacebookやインスタグラムでもかなりポエマーですし。
それは良いとして、何回聞いてもこの飽きないし、頭の中を邪魔しない曲だなーと思ってみてみたら知っている人が作っていたので一応紹介します。ぼくは結構好きでよく聞くんですよね。この人の曲。
この曲のメロディー作った人

名前はHOAPROX(ホアプロックス)。
10代半ばからすでにミュージックコンポーザー(音楽作る人)として業界ではルーキー的な感じで知られていたのですが、2018年の年末のホーチミンのグエンフエ通りで開催されていたEDMパーティーでDJとしてパフォーマンスしたり、海外DJからコラボ要請ちょこちょこあったり、ベトナムでライジングスターとしてバズっていたXexiとコラボしていたりで、何気にミュージックコンポーザーとしてのライジングスターです。
ベトナム人の友達がHOAPROXをマネジメントする会社の社長で、一般ではまだ無名だった数年前からゴリ押しされていてHOAPROXの音楽を聴くようになっていました。
どの曲もBGMとして流しておけるちょうど良い感じのパーティー感・でもうるさくなくて心地良い曲です。
HOAPROXユーチューブ:https://www.youtube.com/user/HoaproxRTD
結論:ベトナムのポップスは最高
恥ずかしい話、ぼく自身がベトナムにくる前は、ベトナムの音楽ってなんなん?(鼻で笑い〜ぷぷぷ)って感じでした。
ただ、何年もベトナム音楽を聞いていたりしているうちに、『ベトナムのポップスの方が日本よりいけてるじゃん!』という洗脳にかかっているので、今では僕は『ベトナムのポップスは最高』となってしまっています。
これからもオススメの曲を紹介していくのでお楽しみに!
