こんにちは、ホーチミン現地生活情報局のぼくです。
今回は、ベトナム就職に有利に運ぶ上で欠かせない『英語』の習得法初級編をお伝えします!ぼくの実際の体験を基に、 TOEICスコア515点、外国人の友達0の状態だった頃から日本国内にいるだけでどうやって非ネイティブと話ができるようになったのか、という道のりをお話します。
あくまでぼくの意見ですので、ご参考までによろしくお願いします。
*注意*
・ぼくの紹介する英語の習得法が合わないと感じた場合は、他の方法を模索してください
・ぼくは、現時点では英語ネイティブと仕事をさせて頂けるレベルです。このレベルに到達するまでには、段階ごとに英語の習得法を変えております。今回は一番最初の段階をご紹介しています。
今となってはベトナムに住むぼくが、英語を勉強し始めるまでのぼくの英語スペック

高校時代は英語は得意科目ではありましたが、外国人と話すなど全くダメダメで、アルバイトしていたレストランで外国人のお客さんを接客した時に全くコミュニケーション取れず、メニューを指差しで注文を冷や汗かきながら取っていたレベルです。
英語も話せないのに1人でアメリカ旅に出かけた大学時代には、マクドナルドでフライドポテトを注文しようと思ったものの、冷や汗をかきながら『ポテト!ポテト!』連呼で店員さんを困らせていました。
その紙袋に入ったポテトを受け取ったとき、『ブリトー』というものが入っていたのを見て、『あっ、アメリカのポテトってポテトじゃないんだ・・・』と痛感して、逆に怖くなったぐらいです。

そして、大学を卒業して、日本国内の100%日本人相手の会社に就職し、働いていました。英語とは無縁の生活をしていた社会人生活の中で、TOEICの点数を一定以上取れば会社から報奨金が出るということでノー勉で挑んだTOEICは見事515点。
選択問題のTOEICだけあって、解らないときはランダムに塗っていけば良いという安定の技を使って獲得したスコアでした。
そんなこんなで、とあるきっかけでとある英語を使った海外プログラム(当時の会社とは関係ない)に出会い、それに参加したいがために英語を勉強開始しました。
英語勉強の内容

英語の勉強を始める時にまずやることは何ですか?
『英語 簡単 話せる』
とグーグル検索することではないでしょうか?
ぼくも例に漏れず、英語を1ヶ月でペラペラで話せるようになる秘密〇〇みたいなものを見かけましたが、終身疑心暗鬼でおなじみのぼくにとっては怪しさしか感じず、自分が良いと思った方法で勉強してダメならもう諦めよう!という勢いで始めました。
ぼく流の英語の勉強法とは?

ぼくは飽きっぽい上に、倹約家なので インプットする教材は持っているモノのみを使う!と決め、高校時代に学校で使っていた教材を引っ張り出してきました。
そこで出てきたのがネットでも有名な2冊でした。
- 【単語帳:システム英単語】
- 【文法帳:NEXT STAGE】
後日、インターネットで調べてるとシステム英単語はダメ!とか、NEXTAGEは役に立たない!とか書いている人がたくさんいましたが、正直なところ、全部の教材に賛否両論があったので、結局のところ自分がそれでやると決めたらやり切ることが大切かなと、改めて思っています。
これらは、インプット用教材として選び、他の教材は一切使っていません。
あとはいわゆる アプトプット(覚えた英語の実践練習)用教材としては3つ選びました。
- 【DMM英会話】月額有料
- 【YOUTUBEの英語初心者向け動画: VOA Learning English】無料
- 【好きな洋画1つ】無料/有料
単語帳:システム英単語

ぼくは、システム英単語を恐ろしく重視していました。なぜかというと、英語の文章を理解する時には、単語が分かっていればある程度推測で理解できると考えたからです(つまり、ぼくは文法が嫌いということです)。
文法が完璧でも単語が分かっていなければ意味ないですよね。
これを、3ヶ月の間毎日20ページ以上やるようにしていました。
土日はもちろん、仕事をしているときは深夜まで、仕事を退職してからは午前丸々をシステム英単語にかけました。
気をつけたポイント
- 単語を覚えるときは、メインの意味をまず覚え、その単語のニュアンスを頭の中で絵にして覚える(他の意味も大体その絵に近い意味であることが多い)
- 1単語も詰まることなく言えるように、システム英単語を何周も何周もひたすらやる
- その日のノルマを全部覚え切るのではなく、覚えきれなくてもじれったい想いを募らせつつ先にひたすら進む
文法帳:NEXT STAGE

これも、システム英単語と同様に1日10ページ以上やるようにしていました。
なかなかボリュームも多かったので、苦労しましたが最悪覚え切れていなくてもとにかく進む。何度も繰り返しているうちに自然と覚えていくということもありましたので、1つ覚え切れないからといってそこで時間を食うのはもったいないです。
その一つだけ、メモに書いておいて、仕事のときにその文法を頭に思い浮かべながら仕事する、などして覚えれば良いです。
リスニング・スピーキング:DMM英会話

DMM英会話は、ぼくの英語の勉強の第一段階で唯一お金をかけたものですが、これはやって大正解でした。これが、なければ第二段階に進んだ時の英語伸び率は圧倒的に足りなかったと思います。
ぼくは、このDMM英会話の毎日3レッスン(1レッスン25分)のスタンダードプランを3ヶ月やっていました。
*ぼくがやっていたときは、このプラスネイティブプランというのはなかったような気がします。

ぼくがやっていたときは、フィリピン人の先生が圧倒的に多かったので、基本フィリピン 人の先生を選んでやっていました。
セルビアの人とかもいたので、たまに選んで話してみたりもしました。
DMM英会話のいいところは、先生を自分で選べるところにありました。
英語の先生とはいえ、スタンスの違いがとてもあったので、自分にあった先生探しからスタートしていました。
たとえば、間違っても指摘してくれない先生、話し方が合わない先生、優しく包み込むような天使の先生、友達みたいに話してくれる先生などなど。
先生もぼくたち生徒も十人十色なので、自分にあった先生も見つけるのは大切ですね。
あとは、イケメンの先生・可愛い先生という好みも、英語のモチベーションを維持するには大切です。決して、イケメンの先生・可愛い先生を選ぶことを躊躇しないことを、強くオススメします。


現在では全く使っていないですが、アカウントが残っていたものをみると、こんな感じでした。

予約も、自分が空いている時間に空いている先生を探して、クリックして簡単に予約ができるようになっています。
先生への依頼事項や先生からのフィードバックも記録として残されるので、あとで振り返ることも簡単。


これら以外にも、教材がたくさんジャンル分けされており、非常に痒いところにも手が届く教材が揃っています。

ぼくが特に気に入って活用していたのはデイリーニュースという教材。
短い幅に30行弱の文章がニュースとして記事掲載されています。
これを先生と一緒に読んで、内容理解していくというものですが、これはかなり有能だったので、DMM英会話の授業外でもスキマ時間に読むようにしていました。
これが、普段読むリーディングの文章は面白くないので、デイリーニュースのおかげで英語を読む底力がついたといっても過言ではないと思います。
デイリーニュースは誰でも無料で読めるはずですので、"教材"のところからデイリーニュースをご覧ください
無料体験レッスンもやっているので、お試しだけでもやった方がいいです!
DMM英会話の公式ページはこちら
リスニング・スピーキング:VOA Learning English : YOUTUBE
これの何がすごいって、無料の割にコンテンツの役に立つレベルが高すぎます。
英語初学者向けの動画ですが、ゆっくりと綺麗な英語で話してくれることに加え、話している言葉にそって字幕を流してくれるところがかなり有能。
最初は、この英語も聞き取りづらいと思いますが、まずは目で話している英語を追っていくところから始めると良いです。
その後、同じスピードで英語を読んでいくとスピーキングの練習にもなります。
最終的には、字幕を見ずに何を言っているのか聞き取りに挑戦し、わからなかったところは一時停止にして字幕で確認というのを繰り返して下さい。
リスニング:好きな洋画1つ ぼくは、"ABOUT TIME" をチョイス
まず、英語学習とか抜きにしても最強の神映画です。
ぼくの好きな、Rachel McAdamsがヒロイン なので、何回でも観たくなる映画だったのが功を奏しました!
ぼくがこの洋画を使った手順はこうです
1回目:日本語字幕で観て、内容理解
2回目-4回目:英語字幕で、字幕をじっと眺めながら観賞。わからない単語はイチイチ止めて調べてノートにメモ
5回目以降全部聞き取れるようになるまで:字幕一切なし、英語音声のみで観賞。聞き取れない単語は字幕を出さずに何回も聞いて分かるまで聴き続ける。どうしてもわからなければ、英語字幕を表示してそのシーンの字幕だけチェック。チェックのあとは、再度字幕なしに設定して引き続き観賞。
ぼくは10回以上は鑑賞したと思います。最終的に、音声なしでも大体何言ってるのか分かるようになっていました。笑
大切なポイントとしては、1回も手を抜かずに鑑賞することです。映画を楽しみながらもしっかりと毎回収穫を得ることができるように意識していました。
たまたま、 ABOUT TIMEを当時選んでよかったと思う理由としては
- 日常生活がベースのストーリーになっているので、実際に使えるフレーズも結構出てきます。これをそのまま覚えて使える点はかなり有利でした。
- 登場人物が話す英語はかなり綺麗・比較的容易な言い回しなので、聞き取りやすかったです。
まとめ:ベトナム滞在中のみなさん、ベトナム就職を検討されているみなさんに伝えたいこと
ベトナムに住むからには英語じゃなくてベトナム語でしょ?という方がおられると思います。
もちろんその通りですし、ベトナム語をネイティブレベルで話せる人にはかなりのアドバンテージがつきます。
しかしながら、ベトナムには外資系企業や外国人と接触する機会は多く、学のあるベトナム人の多くが英語を基本スペックとして話せます(レベルはまちまちですが)。
また、ベトナムから周辺諸国への出張のある会社さんも多く、実際にベトナムで活躍するには"英語"がかなり手っ取り早いと、ぼくは考えています。
こうした理由から、ベトナムホーチミンの現地情報を発信するブログながら、英語の習得法についてお手伝いしたく、本記事を掲載しました。
今回ご紹介させていただいた方法は、ぼくが実際に使った手法であり、ぼくにとって正解だったと思えたものです。この手法は、ベトナム勤務されているみなさん・日本で忙しくされているみなさんにとっても、隙間時間で十分対応可能なボリュームで活用可能だと思っています。
ぜひ、これを機に本気で取り組んでみてはいかがでしょうか?頑張り抜けば、きっと『あの時やってよかった』と思えるはずです。
おまけ
英語留学をご検討の方には、こちらのブログがオススメです!
東南アジアをはじめ、色々な国での留学の生の声として紹介されてるのでオススメ!出張時にも、日本食記事がすごい役に立ちました!

