こんにちは、ホーチミン 現地生活情報局のぼくです。
本日は新年度2020年度の始まりですね!
月が変われば人も変わる!月が変われば法律も変わる!
ということで、ベトナムの注目すべき4月から施行の法令をまとめました。
郷に入っては郷に従え。ベトナムに住む日本人としてベトナムのルールにしっかりと従ってベトナム人との共存をしっかりと図っていきたいものですね!
あの便利なサービスが使えなくなるかもしれない新法令も!?
注意:法令は特に解釈・運用の違いがでることが多いので、厳密な運用を希望される方やトラブルがあった方は現地の信頼できる弁護士さんにご相談されることをオススメします。
ねぇねぇ、宝くじ当たったから100万円あげるよ!
えー絶対うそ
嘘じゃないよ、本当だよ!
いつもケチなのに急に100万円くれるなんて怪しすぎる!そして、今日はエイプリールフールだからね。
っっち、バレたか。でもこの記事で紹介している法令は全て本当だよ!
当たり前でしょ!ってことで、今月施行の法令教えて!
注目法令1:4月1日-4月15日 社会隔離
これはもはや、みなさんご存知かと思います。4月15日までの社会隔離(強制力をもつ隔離ではないとの見解あり)ですね。
基本的に、勤務先からの指導がない限りは自宅に待機。外出は食品や薬品等必需品の調達以外の目的で外出しないように首相指示がでています。
詳細は以下の別記事をご覧ください。
注目法令2:車タクシー規制
GRABタクシーといえば誰もが知っている、スマホにインストールして登録しておけば、電話することなく送迎してくれる配車アプリですね。一般の流しのタクシーよりも気軽に、時には格安で移動できることから、ほぼ全てのベトナム人が愛用しております。
ベトナムでは、Grab, GoViet, be などローカル配車サービス会社も続々とでてきていました。サービス内容には、タクシー配車・バイクタクシー配車・荷物の配送・フードデリバリー・買い物代行など、非常に大きなイノベーションによるビジネスでありました。
しかし、先日より公布されていたように本日4月1日をもって、こういった配車アプリ(以下、電子配車サービス)に規制がかかる(=今までが試験的に規制緩和されていたという方が正しいかも)ことになりました。
通達(10/2020)によると、タクシーや電子配車サービス、タクシーのために顧客とタクシーを電子的に繋げるサービスを対象としています。
規制内容は、タクシーのオーナーは、必ず、『TAXIのサインを車の天井につける』もしくは『TAXIというサインを反射素材を使って車のフロントガラスとリアに設置する』必要がある、というものです。
3月時点では、グラブタクシーで新規制の条件を満たしている車は少なかったですが、本日以降はどうなるのでしょうか。
コロナ規制の影響かで、4月1日午前時点ではグラブの車タクシー配車のアイコンが消えています。同時にコロナの影響としては、タクシー各社サービス停止などに動いています。各地域運用が異なると思いますのでご注意ください。
4月15日以降のグラブタクシーの動向に注目ですね!
注目法令3:家のメイドさん(ヘルパー)関連
通達(28/2020)によると、4月15日より施行されるルールのもと、
家のオーナーはメイドさん等を使用する場合、強制加入の社会保険の支払いは必須となります。
また、これと同時に、メイドさん等との労働契約の書面での締結も必須となります。
これらに違反すると最大罰金1,500万ドン(約75,000円)が科せられます。
また、メイドさん等の身分証明証の原本を家のオーナーが保管したり、メイドさんの自宅から仕事場(その家)までの電車や車などでの交通費を支払わない場合も最大罰金1,500万ドン(約75,000円)が科せられます。こちらは、もともと最大罰金700万ドン(約35,000円)だったものが引き上げられた形になります。
注目法令4:スパム広告メッセージ送った人は罰金
通達(15/2020)により、4月15日から『製品やサービスに関する』広告Eメールやテキストメッセージを送信した場合、最大1,000万ドン(約5万円)の罰金が科されることになる。
受信者の同意なしに『販促メール』や『広告メッセージ』を送信する行為(本規制に基づき広告メールに不適切または不完全なラベル付け)が該当する。
また、
規定通りに広告ラベルの付けれていないEメールやテキストメッセージ;広告受け取り登録に関する情報の保存が適切に行われていない、受け取りに同意していないにも関わらず発信者が従わない、広告Eメールやテキストメッセージの受け取り拒否依頼情報に従わない;
などの場合、当該通達により最大罰金2,000万ドン(約10万円)が科されることになる。
情報源:https://vnexpress.net/thoi-su/chinh-sach-noi-bat-co-hieu-luc-tu-thang-4-4077435.html
広告出稿のチャネルの一つとして、業者の独自に持つ個人情報リストの中から、EメールやSMSを使って大量の広告を発信する出稿(広告を出す)方法がありましたが、この出稿方法が合法となるのかどうかも気になるところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベトナムで生活しているからには、さすが日本人!ルール遵守で憧れる!と思ってもらえるようにきちんと生活をしていきたいものですね!
注意:法令は特に解釈・運用の違いがでることが多いので、厳密な運用を希望される方やトラブルがあった方は現地の信頼できる弁護士さんにご相談されることをオススメします。