コロナ激闘中のホーチミンにおける不動産・ビジネスの現状 私見(後編)

グラブフードを利用する飲食店

こんにちは、ホーチミンの現地生活情報局のぼくです。

コロナが大きく話題になり始めた1月からすでに丸3ヶ月が経とうとしています。ここで、一度ホーチミンの不動産の状況やビジネスの状況をを皆さんにぼくの感覚と私見中心にはなりますが、紹介させていただきます。

*注意:ぼくは専門家でなく、調査も実施したわけではないので、あくまでぼくの情報網と事業者からの情報、ニュースになっている情報を組み合わせてお話します。

少しでもみなさんの参考となれるよう頑張ります。

前編はこちら:コロナ激闘中のホーチミンにおける不動産・ビジネスの現状 私見(前編)

コロナの与えた不動産・ビジネスへの影響

ビジネス

【カフェ】

大規模カフェ・コーヒーチェーン含めて閉店が続いています。営業停止通達の前から閉店ラッシュでしたので、資金繰りが回らなくなったのが多いかと思います。特にホーチミン中心とその周りのエリアは売上に対する賃料割合が高いため、客足が遠のきがちなカフェにはなかなか辛い時期だと推定されます。

知人のベトナム人カフェオーナーは、そもそもテト明けから客足が遠のいていたので赤字続きになっている。営業停止通達のせいではなくコロナ問題が顕在化したときからすでに集客は困難であった、と話していました。

【レストラン】

レストランも閉店ラッシュにはいっています。営業停止が解除された段階でどれだけの店舗が残っているかも予想がつきませんね。

ホーチミンの中止エリアに複数店舗展開している若者に人気のレストラン(全店舗ともに立地は最高クラス)の知人のベトナム人オーナーによると、4月もこの状況が続いてデリバリーも売上を支えることができなければ、おそらく全店舗事業ごと閉鎖(廃業)しないといけないと話していました。

家賃も最高クラスな上に、テナント入居時の内装も力を入れてやっていたので、なかなかダメージは大きそうです。家賃と人件費の負担が大きく、経営上耐えられないとのことでした。このお店は常に満員でしたので儲かっていると思っていましたが、ベトナムの飲食店は内部留保を溜めず、個人に吐き出す人が多いのかもしれません。

自己所有不動産で営業されている事業者さんはその点まだ安心かもしれませんが、ニュースによると従業員が自ら辞めて実家に帰るというトレンドも出てきているようで営業停止明けにそもそも営業できるだけの従業員が残っているのかも不安はありますが。

その一方で、デリバリービジネスに切り替えているお店も出てきており、お店の前に大きく『持ち帰りできます!』と、レストラン=閉店のイメージと闘いながら生き残りをかけて頑張っています。懇意にしているレストランがあれば、デリバリーサービスの利用で『助け合い』をするのもいいかもしれません。

【バー】

バーも営業停止通達前から厳しい状況に入っていた模様です。そもそも、営業停止よりも前に集客に苦労していた模様です。これも、前述のカフェも経営している若者に人気の隠れ家バーを経営しているベトナム人オーナーの話ですが、バーに関してはもはや10人のお客さんを集めることすら最近は困難だったので、営業停止食らったところでもはや同じです、と話していました。

ベトナムは隠れ家バーも多いですが、少し前に流行っていたビアホール(ビアクラブ)がしんどいかもしれませんね。大規模な物件かつ立地がいいので、営業停止解除後に営業できるだけのキャッシュが残っているのか・・・。

越乃寒梅 八海山 菊水 原酒 天領盃 本生 吉乃川厳選辛口

【デリバリーサービス】

デリバリーサービスは売上がコロナ拡大前比で1.5倍になっているというニュースが先日流れていました。これは、店舗での飲食を避け、オフィス・自宅での飲食が好まれ始めていること、外出の機会をできるだけ減らし感染リスクを抑えることが影響している模様です。

このような明るいニュースはやはり嬉しいですね!

情報源:https://www.nna.jp/news/show/2024083?fbclid=IwAR1aBR3jcpTyMNb7EFJBnl3qEH_N2gdBPQj05Jol46LhhhFwjac82tGbOFY

【エステ・スパ・美容クリニック】

ホーチミンでは比較的感染リスクの高さをエステやスパ美容クリニックに対して感じている人がコロナ拡大初期からおり、避けている人が多い傾向がでていました。狭い部屋にベッドを並べて5−8人ぐらいが野戦病院のように並ぶ、いわゆる韓国式がベトナムでは多いため、そこに 1時間も2時間も滞在しているのは危ないという認識があったのでしょう。そこに、今回の営業一時停止命令が出たという形です。

また、マスクを可能な限り常時着用する風潮が出ていたため『あれ?私の顔、誰からも見えなくない?エステいる?』という人が出てきていました。日本の花粉の時期の、あの目元だけしか化粧しないタイプのあれと一緒ですね。

日本では、美容整形に関してはマスクや在宅勤務はむしろ好都合!という人も多いと聞きましたが(本当かどうかは分かりませんが)、ベトナムでもいるんでしょうかね・・・

ぼくのベトナム人知人経営のエステ兼クリニックは、やはり客足は遠のいていました。

経済指標

(写真元:VNEXPRESS https://e.vnexpress.net/news/business/data-speaks/gdp-growth-hits-10-year-low-4075769.html

3月27日のベトナムのメディアニュース(速報)によると、2020年1−3月期のベトナムのGDP成長率は6.79%であった前年同期に対して3.82%となった(当初予測は5.96%)。

業種カテゴリー別みると製造業と建設業は7.12%、サービス業は3.27%ですが、農林水産業は0.08%となっています。

情報源:https://e.vnexpress.net/news/business/data-speaks/gdp-growth-hits-10-year-low-4075769.html

まとめ

世界的に経済的な数値は減退しておりますが、ベトナムの国内はコロナ感染状況は絶望的ではなく、先手の規制により感染拡大を未然に防止する動きがあります。その中で、どうやって生き残っていくかを各業種考えて動いているような印象になっています。

ホーチミンへの事業進出を検討されている方は、日本だけでなくホーチミンの現状を把握された上で判断されることをオススメします

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