こんにちは、ぼくのホーチミン 現地生活情報局のぼくです。
今回は、流行りのビットコインや仮想通貨を始めてみたい方向けの記事です。
えーベトナムの数ヶ月に渡る社会隔離(ロックダウンみたいなもの)もそろそろ規制緩和の時期になってきました。
聞いたところ、ベトナムは仮想通貨の取引意欲の高さで世界トップクラス。
そして、なんと現在 世界的大ヒットを生み出しているNFTゲーム AXIE infinity の開発者がホーチミン 在住のベトナム人ということもあり、ベトナム国内では仮想通貨を"怪しいもの"としてではなく、証券や不動産などと同じような投資先としてみている人も増えてきているようです。
ということで、ぼくの仮想通貨やブロックチェーン、NFTなどの知識が少し溜まってきたので、外出制限で新しい情報も減ってきたこともあり、少しみなさんに情報を放出していきたいと思います。
日本在住のみなさん、ベトナム在住のみなさんを含めて誰でもお楽しみいただける内容で、シリーズ化してご紹介して参ります。(*ベトナム国内の規制情報もぼくの理解の範囲内でご紹介していきます)
必ずお読みください:
*仮想通貨は投機・投資にカテゴライズされるものですので、全てご自身の責任でお楽しみください。資金が目減りした、無くなってしまったなども含め一切の責任・個別のアドバイスはできませんのでご了承ください。
*日本・ベトナムから仮想通貨を楽しまれることと思いますが、各国の日々変わる法規制や見解については全てご自身の責任でご確認ください。この記事内で紹介している内容に誤りがある、情報が更新されていないなどについての責任は一切取れませんのでご了承ください。
[ ベトナムで仮想通貨 ] 流行りのビットコインを始めてみたい方へ (初級編-おすすめ取引所も紹介)
仮想通貨・ブロックチェーンとは?
仮想通貨(暗号資産)とは、電子データのみでやりとりされる通貨であり、法定通貨のように国家による強制通用力(金銭債務の弁済手段として用いられる法的効力)を持たず、主にインターネット上での取引などに用いられる。 デジタル通貨(digital currency)とも呼ばれる。
情報源:Coindesk Japan
えーよくわからないなぁと思った方も多いと思います。
簡単にいうと、最後の一文にもあった通り 「デジタル通貨」です。
仮想といわれると、あくまで仮の存在しないものみたいなイメージを持ってしまいますが、そうではありません。
英語ではCrypto Currency =暗号通貨 = 暗号で構成されるデジタル通貨 ですね。
それでもよくわからなかった人!への説明はこちら;
みなさん楽天ポイントはご存知ですよね。楽天ポイントと似たようなもんです。
楽天ポイントも現金ではなくデジタルなもので、それで買い物ができたりします。
仮想通貨 ≒ 楽天ポイントとして考えるとわかりやすいんじゃないでしょうか。
楽天以外でも取引できたり買い物できるのが仮想通貨。
ビットコインとかイーサリアムとかいろんな種類があるので、楽天ポイント、Amazonポイント、ヤフーポイントみたいなイメージで初歩としては良いかと思います。
ブロックチェーンとは、一般に、「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」とされています。データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低いシステムが容易に実現可能等の特徴を持つことから、銀行業務・システムに大きな変革をもたらす可能性を秘めています。
情報源:全国銀行協会
えー、何言ってるか全然わかんないよ笑
って感じだと思います。
簡単にいうと、取引(仮想通貨の送金などの情報伝達)を行うにあたってデータのやり取りを行うのはわかりますよね?
そのデータのやり取りのプロセスの中で、取引関連の情報をブロックの中に複雑に書き込んで、チェーンのようにつなぎながら伝達していきます。1つの取引が完了するプロセスの中で、たくさんのチェーンで繋がれたブロックが大量に生成されて、伝言ゲームみたいな感じでデータが送信されます。
伝言ゲームをするとちょっとずつ話が変わっていきますよね。
ブロックチェーン では、伝言ゲームみたいに話は変わらないのですが、ブロックが進むにあたってどんどん表記内容が変化していきます。これにより、データの改竄をして悪いことをしようという人を限りなく0に近づけているのです(改竄は可能ですが、膨大なデータ処理のできるコンピューターと電気代などかかってしまうため、コスパが悪い状況が作り出されています)。
ってことで、まぁ仮想通貨って言われてるやつは楽天ポイントみたいなやつで、取引のプロセスの中で盗み出そうとしても複雑に暗号化されているから難しいから比較的安全に取引が可能ってことはわかったと思います。
(*盗み出されるのは、送金プロセス上ではなく、取引所や仮想通貨を保管管理する電子上の財布がハッキングされて盗まれるケースが過去にありました)
仮想通貨って危ないの?
仮想通貨が危ないか危なくないか?で聞かれると、答えは「何と比べるかによる」となると思います。
っち、曖昧に答えて書いてる内容に保険かけてんじゃないの?
って思いましたよね?笑
でも、仮想通貨って投資に分類されるカテゴリの資産なので危ない=リスクと定義すると、リスクはあるのです。
例えば、 銀行預金 vs 仮想通貨で比較すると、銀行でしたら銀行ごとに1,000万円までは銀行が潰れても保証してもらえるペイオフの制度が日本では制定されています。預金者保護ですね。
この点、仮想通貨は、取引所が潰れたり、誰かがみなさんの仮想通貨を盗んでも基本的には誰も保証してくれません(場合によっては過去のコインチェックの事件時のように補償がある場合もあります)。
そう考えると、仮想通貨って危ないよね(リスクあるよね)って話になると思います。
では、 株式 vs 仮想通貨だったらどうでしょうか?
株式は会社が違法取引をしていて株式上場停止になる・会社が倒産すると、価値は0になりますよね。
一方、仮想通貨も価値が変動するものなので、価値が0になったり大幅に下落することはあります。
また、 不動産 vs 仮想通貨だったらどうでしょうか?
みなさんが、投資用に家を買ったとします。翌日にその家が燃えると価値はいくらですか?
0円ですよね。
*保険がかけられていればいくつか回収できる分はあるかと思いますが、保険はそのものの安全性ではなく第三者によるサービスなので一度ここでは置いておきましょう。
ここまで読んでいただいた方にはわかると思いますが、仮想通貨は基本的には投資カテゴリに属するもので、リスクは伴うということはご理解ください。ただ、仮想通貨=危ない!ではないということもご理解頂けたかと思います。
日本やベトナムからも仮想通貨って買えるの?
日本から仮想通貨は非常に容易に購入できます。
実際に日本でも数年前から仮想通貨ブームが来ていて、日本円やクレジットカードなどで購入ができる日本の取引所・販売所、海外の取引所も増えてきています。
過去に、日本で億り人という言葉で大金持ちに一気に成り上がった人が大量に出ていましたが、そんな人も困ったのが税金でした。いわゆる所得分類の関係で雑所得というカテゴリに分類されるため累進課税が適用されます。
所得となる金額が大きくなるほど税金が高くなり現在(2021年)では最大45%もの税金がとられることになってしまいます。
ということで、仮想通貨の取引にはいろんな落とし穴がありますが、今ではいろんな方法がインターネット上に出てきているので先人が築いたいろんなノウハウを使いながらうまく仮想通貨投資を楽しむのはありかな?と思います。
では、 ベトナムでは仮想通貨取引は容易にできるの?っていうことについてですが・・・
ベトナムはまず取引利益が高い国ランキングで13位につけています。
先進国も含め得て所得水準の低いベトナムが13位に入っているのがどういうことかお分かりだと思います。
めちゃめちゃ人気です。
どれぐらい人気かというと、この間オンラインでシリアスなプレゼンをしている人が、プレゼン中に小休止の雑談に入ったときに気を抜いて「画面共有したまま状態を忘れて、自分の仮想通貨いじりだしていた」っていうぐらい人気です。(*実話です笑)
ただ、東南アジアはみなさんもご存知の通りマネーロンダリングで活用されるケースも多く、規制が非常に厳しくなっているのに加え、ベトナムは外資規制も厳しくいわゆるベトナムから海外にお金が出ていかないように規制がなされています。
例えば、ベトナムから海外に個人送金する時の金額の規制や資料の煩雑さと言ったら面倒すぎて大変です。特に、外国人は銀行口座に現金入金もできず、外国に送金したい時はその送金したいお金はどこからきたのか?までもトラッキングされる状態です。
それぐらい規制の強いベトナムにおいては"ベトナム人"としてはまだ障壁は高くないですが、外国人にとっては障壁は高めに設定されています。
じゃあ、ベトナムに住んでる日本人はベトナムドン(VND)で仮想通貨を買うって無理なのかな?
えー、結論からいうと購入できないことはないです。
方法についてはまた次回以降お伝えできればと思いますが、今回は購入のご説明までに是非、取引所のアカウント登録(もちろん無料ですよ!笑)を事前にしておいていただければスムーズかと思いますので、まずはメインの取引所として使うことになるであろう2つの取引所の登録をお勧めします。
*仮想通貨にハマっていくにつれて、複数の取引所登録は普通のことですので、まずはこの2つの取引所でアカウントを持って本人確認の認証は済ませておきましょう。
私も登録してるけど、Gmailのメールアドレスがあれば余裕だよ!本人確認は日本の免許証かパスポートでOKだし。
ちなみに、ベトナム国内の法律は・・・
ベトナム国家銀行(中央銀行)のダオ・ミン・トゥー副総裁は2日、ビットコインに代表される暗号資産(仮想通貨)について「ベトナムでは一切の支払いに使えず、法定通貨としての役割を認めることはできない」と述べ、商品・サービスの決済に使うことは違法だとの見解を示した。同日開かれた政府の記者会見で発言した。
情報源:NNAアジアニュース
仮想通貨はベトナム国内で決済手段としても認められておらず、金融分野の行政処分に関する政令第96号/2014/ND-CPでは、違法な決済手段(仮想通貨を含む)の発行・供給・使用に対し、1億5000万~2億VND(約70万~93万円)の罰金を科すと規定している。
情報源:ベトジョー
つまり、仮想通貨に絞ると「仮想通貨で支払いを行って商品やサービスなどの対価を受けること」「仮想通貨を発行して資金調達を行うこと(=ICO)」についてはベトナム国内で実施すると違法になるとの見解が出されていて、売買についても違法と強調するケースも見られます。
いわゆる、この記事下部でご紹介する取引所は2社ともベトナム国外取引所であるため、ベトナム政府がその利用を違法とする意見は出ていない模様です(=海外取引や保有については見解が明確には定められていない模様です)。
実質、国外取引所を使った取引であれば参加は違法とは言えない可能性が高いということです。
こうしたことから、非常に多くのベトナム人がいまだに仮想通貨を楽しみ、日々熱量が高まっている状態なのです。
あ、副業にも興味あったりする人は、ココナラっていう副業案件探せるプラットフォームもあるからどうですか?⬇️
ココナラで、みなさんの能力を生かして副収入もいいですよね
無料で使えるので安心。もちろん、僕も登録してます。
登録すべき主要取引所2つ(日本・ベトナム問わず)
日本在住でもベトナム在住でも関係なく取引が可能なのがこれらの取引所。
日本円や仮想通貨の入出金・仮想通貨の購入売却を考えると複数の取引所を確保するのは必須。
あんまりたくさん作るの大変だなぁと思う人もいるかもしれませんが、「買いたい!」と思った時に登録してなくて登録に時間がかかって手遅れになるケースも多いので、是非今のうちに作っておきましょう。
バイナンス (Binance)
バイナンスは企業の本拠地を持たない、もはや仮想通貨取引所の王とも言える取引所。
草コインとも呼ばれる主要となるビットコインやイーサリアムみたいなコイン以外のアルトコイン (=草コイン)も多く取り扱っているので 絶対に外せない取引所。
取引所そのものの所在地まで分散されてるんじゃないかぐらい、独立した取引所なので政府からの規制を受けづらく、利用者から圧倒的な人気を誇っている。入金できる通貨については適宜変動があるので次に紹介するBybitなども組み合わせておけばOK。
紹介コード:OO3TZNS5
BYBIT (バイビット)
最近トレンドになっている取引所で日本人もよく使っているバイビット(BYBIT)。
日本人としては、日本円をクレジットカード経由で入金できるのがありがたい。
いちいち現金振り込みして入金待って・・・っていうプロセスがないから安心。
しかも、よく特典を付与してくれるのでSNSをフォローするだけで5USD分の通貨をもらえたり、取引や入金金額に応じて50USD分の通貨をもらえるなど太っ腹な取引所。
Binanceとうまく組み合わせて使えば基本的には痒いところには手が届きます。
*紹介コード:X6KKMV
まとめ:仮想通貨取引の準備をしよう
ここまで読んでいただいた方で、仮想通貨の取引って意外と思っていたより、ややこしくなかったり、怪しくないなぁと分かっていただけた方は、まず小額から始めて見るのはいかがでしょうか?
100万円買った、5,000万円買った!なんて人も多いですが、小額から始められるのが仮想通貨のいいところ。
まず5,000円-10,000円だけ握り締めて一回やってみて、よければ少しずつ取引量を増やしていけな良いのではないでしょうか?